UPAFについて

Uno Port ARt Films 宇野港芸術映画座

Uno Port Art Films 宇野港アート映画上映シリーズはドキュメンタリー、フィクション、実験映画、インスタレーション、その他、時とジャンルを超えたクリエイティブで”アート・マインド”な映像をテーマごとに集めた映画上映シリーズです。自身がニューヨークを拠点に長年映画制作を続けて来たMRex Productionsのユニット 上杉幸三マックス(地元岡山・宇野出身、現在玉野市在住)とタハラレイコ(東京出身)によるキュレート企画により福武教育文化振興財団、福武学術文化振興財団の助成のもと、玉野みなと芸術フェスタや地元企業の方々の協賛を得て2010年夏から始まりました。

岡山、瀬戸内地方に縁のある映画や、近隣の直島アート・サイトにも呼応した現代映像アート系作品も紹介。タハラはニューヨーク近郊の大学でドキュメンタリー史や日本映画史などを教える講師でもあり映像文化の歴史をふまえたトークや映画の説明、また上映映画の制作者が来玉してのディスカッション・タイムもあり。インターナショナルな雰囲気の中で映画とトークが楽しめます。

また上映予定地として、宇野港の岸壁沿いにある宇高連絡船発着所跡地での野外上映、元中国銀行宇野支店のあった昭和初期の石造りの建物(現バウハウス)内など、宇野/玉野が初めての人も、地元の人にも興味深い/感慨深い場所での上映を考えています。

- Life, Art, Film – 生きる・創る・映画 -

私たち自主映像制作者およびアーティスト集団は、業界規定の既成ジェンルを超えて存在しうる映画の芸術性を信じ,映画が私たちの生活に確かな形で持つ芸術的、政治思想的、精神的パワーを信じる。

映像を使って表現して行くことは正直言ってシンドイ。でも、大切な何かを伝えるために、歴史に見落とされて来た人々の生き様を書き残すために、また見てくれる人とつながるために、様々な苦境を乗り越えて制作を続けている人達が世界中に大勢いる。私たちの生まれる前からそうやって残って来た名作があるからこそ、私たちもまた次世代のためにその作業を続けて行く元気や勇気をもらうことができる。この上映イベントを貫くテーマは「ライフ、アート、フィルム」:キュレーターそれぞれが、各々の生きて来た時代・空間を映しながら、これはもっと多くの人達と一緒に観て話し合いたい、と感じて来た珠玉の作品を集め紹介して行く。

また映画世界を作っているプレイヤー(興行者、キュレーター、制作者、観客、あるいは出資者)の間に存在する壁を取り除く努力を通じ、映画の存在理由が自明になるであろうと信じる。映画は受け取り記憶の彼方に葬り去るものではなく、能動的に消化され肥やしにされるべきものである。上映の前にはキュレーターからの作品の説明があり、上映後は出来る限り制作者を招いて観客との対話の機会を設ける。