アフマドは生きている

1/11(土)16:00 宇野会場 & 1/13(月)13:00 岡山会場(定員各20名)、日本初上映!
『鳥はどこを飛ぶ』と2本立て上映、2作品の主題:「市民ジャーナリストが記録したガザ攻撃:2008-09と2023-04」


撮影・語り:アフマド・グネイム | 監督:ユーセフ・オマール & オーレリア・ドライバー | 製作:Seen TV | ガザ・南アフリカ | 37分 | 2024 | カラー | セルフドキュメンタリー | 原題:Ahmad Alive | 英語&アラビア語 | 英語字幕&日本語バリアフリー字幕付き | 鑑賞券1600円 | 売上の半分は、監督がガザの映像作家を支援するために設立されたSeen TVに寄付されます(残りはUPAF存続のために使われます)
日本初公開。*15歳以下のお子さんにはお薦めしません。

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ガザのトラベルビデオブロガー、アフマド・グネイムがとらえた、今のガザで生きることの現実。前線特派員になる気などまるでなかったアフマドだが、海外からのジャーナリストが昨年10月7日以降ガザに入れなくなったことを受けて、ガザで起こっていることを世界に知らせなくてはと思うようになった。携帯だけをたよりに、イスラエルによるガザへの恐ろしい攻撃を記録する旅が始まった。アフマドの家が爆破され、一夜にして難民になるアフマド。生き延びるためだけに、ホームレスになったアフマドは病院や車やテントで眠る。

SNSにたくさんの動画が溢れかえる中、一人の人の生活をドキュメンタリーの形にしてたどることで、見えてくるものがある。

現在アフマドはヨハネスブルグ(南アフリカ)に逃れ、SEEN.TV の一部門である SEEN PALESTINE プログラムを統率しながら、ほかのパレスチナ人たちが物語を共有する手助けをしている。

SEEN.TV 共同創設者のユーセフ・オマールはこう語る「西洋メディアのガザ報道のひどさに、多くの人がレガシーメディアに対する信頼を失いました。映画祭という形でガザ発のコンテンツを見せられるのは、新形態のジャーナリズムとして有効だと思います。SEEN.TV の使命は、パレスチナの市民の姿が世界に見られる(Seen)ようにし、没入型ストーリーテリングのあり方を広げる手伝いをすることです。『アフマドは生きている』は、モバイルジャーナリズムの成功例と言えます。その他にも、ガザや世界のストーリーテラーたちがそれぞれの素晴らしい体験を共有してくれるのを、何千人もお手伝いしてきました。」SEEN.TV は、2023年10月7日以降 50人のパレスチナ人クリエイターと協働しており、閲覧数は10億以上になります。