[ 第9回 宇野港芸術映画座 ] イベント終了しました。たくさんのご来場・ご視聴ありがとうございました!

UPAF(Uno Port Art Films/宇野港芸術映画座)は、現代アートで有名な直島に程近い岡山県玉野市宇野の港で一年おきに開かれる夏の野外映画祭です。2016年まではほぼ毎年開催で、第1突堤の大きな空き地でやっていましたが、街の変化と共に空き地が使えなくなり、岡山市や東京への出張上映を経て、今年はついに、宇野の町に帰ってきます!

2022ミニテーマ<ケアのかたち>
誰かのお世話だったり、コミュニティだったり、本当は自分を大切にしてあげなければならなかったり(でもできなかったり)、吸い取られる一方に感じたり、受け取ったり、あげたり、共有したり、いろいろですね。カタチとしては、ぐるぐる回ってどこかへ向かっていくスパイラルだったり、跳ね返り合う振り子やシーソーだったり、一歩進んで二歩下がったり、皆さんはどんな形を想像しますか。孤独になりがちなコロナ禍では特に、私はご近所のみなさんとの付き合いに、非常に癒されました。同時に親しい友人を何人か亡くし、でもコロナで会いにも行かれなかった人もいて、ケアをしてあげられなかった寂しい気持ちや罪悪感もありました。ケアとは、誰のためなんでしょう。今回、そんなことを考えながらケアに関連する作品を観ていたら、映画のかたちも感じました。皆さんとシェアできるのを楽しみにしています。

オンラインウパフ特設サイト
9月3−11日限定配信:オンライン上映の詳細はつぎの特設サイトからご確認ください。

ONLINE UPAF 2022