KURAYOSHI, 2010, 24 min, color
地元岡山、赤磐の画家、アニメーション作家の中村智道監督が、前年上映の『蟻』『ぼくのまち』の独特なアニメとは全く違い、実写での表現にチャレンジした意欲作。
シノプシス
日本の平凡な地方都市である倉吉市にて1週間滞在し、旧小学校校舎に、あらゆるタイプの画像、映像イメージを一般市民から集め、同時に公開制作された。
集まった多くの写真で教室内が埋まっていく様子を早送りで写しだしている。
平凡な日本の地方都市の断片のようなものを描くことを目的としたアクションの記録。
中村智道
1972年生まれ
画家、アニメーション作家
2005年よりアニメーションの制作を始める。
2007年、初のアニメーション作品「ぼくのまち」がイメージフォーラム・フェスティバルにて受賞。バンクーバー国際映画祭、カルガリー国際映画祭をはじめ、数々の映画祭で紹介される。2008年に作品「蟻」が完成。オーバーハウゼン国際短編映画祭他、各国の映画祭をはじめ、ポンピドゥーセンター、ソフィア王妃芸術センターなど各国の美術館などでも紹介される。最近は、地元のイベントなどでも発表を行っている。現在、新作「天使モドキ」を制作中。