『島の記憶』監督:ネーサン・フィッチ (ミクロネシア&アメリカ)

『島の記憶』 Impact on an Island

ミクロネシア&アメリカ/2011/カラー/英語&コスラエ語/34分/ドキュメンタリー/日本語&英語字幕上映

監督:ネーサン・フィッチ

ミクロネシアの小島コスラエの歴史を知る人は世界に少ないだろう。第一次世界大戦後にはドイツから日本の手に渡り、日本人移民による植民と開拓、第二次世界大戦中には日本軍要塞そして戦場、その後アメリカの統治下に。島のお年寄りたちは全部覚えている。レアな記録映像が見物。

ネイサン・フィッチ監督バイオ:

写真家、映像ジャーナリスト。これまでの作品/番組はタイム誌、ESPN、WNYC(NY公共放送)他、数多くのメディアに取り上げられている。2004−2006年にピースコープスのボランティアとしてミクロネシアを初めて訪れ、歴史的保存活動に携わる。この経験を通して多くを学び、その後、太平洋の島々を巡る現代の諸問題を題材にして作品を創ることに興味を持つと同時に、現地のコミュニティにどうやってメディアづくりに参加してもらえるかを考えるようになった。現在、処女長編ドキュメンタリー『島の兵隊』(Island Soldier)を制作中。今だアメリカの統治下にあるコスラエ島からアメリカ軍の兵隊としてイラク・アフガニスタンに従軍し、戦死した若者達のことを取材している。ハンターカレッジ大学院インテグレーテッド・メディア・アーツ学部修士課程在籍中。ブルックリン・フィルムメーカーズ・コレクティブのメンバー。