日本短編特集 プログラム[1]

上映日時: 8/12 (金) 3:30pm (室内)、8/14 (Sun) 7:30pm (屋外&室内)、オンライン UPAF (9/3-9/11, ワールドワイド)

チケット購入はこちら

門真市ゾンビ人材センター
監督・脚本・編集:奈須 崇(なす たかし)、音楽監修:合屋 正虎(ごうや まさとら)、監督補:佐久間 京子(さくま きょうこ)、出演:林 映登(はやし えいと)、渡部 洋(わたべ ひろし)、真弓(まゆみ)、門真市シルバー人材センターの皆様。2021年、29分、カラー、フィクション

天体観測が大好きな大崎裕也とその息子蓮太郎は夏休みの宿題のため天体望遠鏡で星空を眺めていた。夜明け前の暗闇の中。突然のゾンビの来襲。迫りくるゾンビ。父とはぐれてしまう蓮太郎。いったいなぜ町がゾンビであふれているのか。蓮太郎は再び父に会えるのか。

奈須 崇(なす たかし、監督・脚本・編集) 1973年 大阪生まれ 。小説家、脚本家、プロデューサー、俳優、DIY研究家、映画監督。1998年、劇団「スクエア」に入団。2002年日本インターネット演劇大賞優秀新人賞を受賞。2005年、釜山国際演劇祭に日本代表として招致される。第8回コメリDIYコンテスト(2011)ではリフォーム部門にてグランプリを受賞。上方スピリッツ(2015、キノブックス)で小説家デビュー。監督作を映画祭に出品するのは初。

CREATOR
監督:リキ・サトウ、出演、カメラ、編集:リキ・サトウ、2021年、6分、モノクロ、実験映画

「手法に関して、私は写真を動作ごとに撮り、それらの写真を紙にプリントアウトしました。そしてハサミで切り取り、それらを被写体に1コマずつ撮っていきアニメーションを完成させました。それにより紙のテクスチャーが表れライブアクションでもなくパペットでもなく平面のアニメーションとも違う興味深い雰囲気になりました。四方を黒で囲ったのはこの作品の雰囲気を効果的に表現するためで、装飾を最低限に抑えられたミニマリズムな空間と調和します。」

リキ・サトウ(出演、カメラ、編集) 1996年横浜市生まれ。最初の短編映画 “THE BACKSIDE OF A FORK”が台湾のWild out video festivalのTHE MOST REPRESENTED VIDEO 2021を受賞。

マンガガールズ
監督:大門 嵩(おおかど たかし)&祁答院 雄貴(けどういん ゆうき)、撮影:角 洋介(すみ ようすけ)、録音:札内 幸太(ふだうち こうた)、音楽:VooDooCoo、翻訳: 山脇 大夢(やまわき ひろむ)、出演:菊池 真琴(きくち まこと、金山マコ役)、藤原 希(ふじわら のぞみ、天音うみ役)、2021年、10分、カラー、アニメ・実写ハイブリッドフィクション)

これは、私(大門 嵩)が1人で漫画を描くのが大好きだった時の話。学校の中で1人黙々と漫画を描いているといつも誰かが私の後を付けてくる。「す、ストーカーか!??」私は、そいつから逃れる為に車のトランクに。「ふぅ、ここなら見つからないだろう。」と思った矢先、トランクが閉まって閉じ込められてしまった。そして携帯の電源も落ちた。ヤバタニエン。

大門 嵩(おおかど たかし、監督)1988年生まれ、奈良県出身。俳優としてテレビ、 映画、CMと活躍。映像制作も行っており、企画、共同監督した短編映画「COCKROACH」がショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2018で優秀賞、英国のネクスジェン国際短編映画祭でベストコメディー賞を受賞するなど、国内外の多くの映画祭で高い評価を得る。2022年全国公開予定の長編アニメ「CHERRY AND VIRGIN」(川尻 将由監督)にて、主演と初の声優にもチャレンジしている。

祁答院 雄貴(けどういん ゆうき、監督) 1987年生まれ。ワタナベエンターテイメントカレッジにて演技を学び、卒業後、俳優として舞台を中心に活動。2018年より、新進演劇人に抜擢。主演を務めた『悪魔を汚せ』でサンモールスタジオ2019年最優秀団体賞を受賞。近年は映画やNetflix『全裸監督』などに出演。2020年に文化庁「新進芸術家海外研修員」に抜擢され、現在カナダに在住。本作が初監督となる。

こんなのどうせ初恋なんかじゃない
監督、カメラ、編集、脚本 クラノマサキ、2022、19分9秒、出演:ももか、そうすけ

小さな女の子の初恋物語。ある日、隣のクラスの男の子から手紙をもらい、それを機に仲良くなる。一緒に登校し、下校時には寄り道する、楽しい日々が始める。けれど、突然、男の子はいなくなる。。女の子は、男の子と会える日が来ることを信じながら、隣にいない毎日を過ごす。じき夏がくる、暑い日がくる前の、小さな恋の物語。

クラノマサキ(監督、カメラ、編集、脚本) 専門学校にて映画制作を学ぶ。2021年から自主映画制作を再開。再開1作目「うずのたつまき」は、鶴川ショートムービーコンテスト2021入選、イタリア映画祭Robinson Film Awards佳作、第23回ハンブルグ日本映画祭賞(JFFH2022)を受賞。

DIS ME LAND
監督:カツヲ、撮影:沖原 直也(おきはら なおや)、照明:谷津 祥(たにづ しょう)、録音:篠崎 有矢(しのざき ゆうや)、ヘアメイク:佐藤 絵理(さとう えり)、出演:祷 キララ(いのり きらら)、尾台 彩香(おだい さやか)、仁科 かりん(にしな かりん)、タカハシ シンノスケ、2021、24分35秒、カラー、フィクション

都内の大学で民俗学を学ぶ桐子(祷キララ)。幼馴染の遥に誘われ、ギャラ呑みに参加するも、みんなのテンションについていけず、居心地が悪い。ある時、ギャラ呑みのメンバーと共に、キャンプに出掛けるが1人、遭難してしまう。不安な中、夜の山道を彷徨い続ける桐子。ようやく見つけたキャンプにいたのは、奇怪な恰好をした変人の集まり。盲目の老婆に小人、熊の毛皮を被った大男達。悪い夢に誘われるように、彼らと過ごすことになってしまった桐子は…

カツヲ(監督) 1981年埼玉県生れ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。フォトグラファーを経て、WEB CMを中心に映像ディレクターとして活動。映画「その男ら職業オネェ!」第20回小津安二郎記念・蓼科映画祭入選/第13回映像グランプリ上映。映画「DIS ME LAND」第11回きりゅう映画祭公式上映作品。映画「卵守(たまごもり)」渋谷国際真面目映画祭入選、エンヤxシアターライブビヨンド入賞。