撮影・脚本・監督:ルシアナ・ブラマキ(ブラジル)
150分 (Pt 1 & 2), カラー, ドキュメンタリー, ブラジル, 2009, ポルトガル語に英語と日本語の字幕付きで上映
映画祭(抜粋):
2010 グアダラハラ国際映画祭(メキシコ)—ラテンアメリカ・ドキュメンタリー・コンペティション、グランプリ受賞。
2009 ラテンアメリカ映画と人権祭(ブラジル16都市)—ベスト・ドキュメンタリー観客賞
2009 ビアリッツ・ラテンアメリカシネマ&文化フェスト(フランス)—観客賞及び審査員特別賞
2008 ドクアネマ・ドキュメンタリー祭(モザンビーク/アフリカ)—オープニング作品
2007 IDFA (アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭)出品(制作費の提供もIDFA)
シノプシス:
『光と影のはざまで』は、暴力と人間の本質について取材した力強い作品である。主人公は刑務所システムをもう少し人間らしくすることに人生をかけた一人の女性、今はなくなったが当時ラテンアメリカ最大の刑務所だったカランディル刑務所の壁の中に暮らすラップ・デュオ509-E(彼らのセルの番号)のメンバーであるデクスターとアフロX、そして収容者を社会復帰させるのにもう少し尊厳ある方法があるのではと信じた一人の判事。ドキュメンタリーは2000年以来の彼らの7年を追った。
40歳、ドキュメンタリー作家、カメラウーマン、プロデューサー。ブラジル、サンパウロのポンティフィシア・カトリック大学ジャーナリズム学部卒。以後様々な社会問題を扱う作品を制作。サンパウロの大手新聞 Agência Estado やブラジル・ジャーナル、またブラジルテレビ局などのリポーターや国際コレスポンデントを務めるほか、過去10年はイギリスのBBC,フランスのTVアルテなどにプロデューサーとして番組を制作、またNY在住の4年間はDCTVやPBSの制作現場で働いた。2003年に人権問題を扱った作品を独自に制作することを目的にプロダクション会社ゾラメディアを設立。