離れて育った私達:遠距離家族のポリティックス

『離れて育った私達:遠距離家族のポリティックス』 ドキュメンタリー、アメリカ、23分、2015。制作:NYのEducational Video Center (EVC) でビデオを学ぶ13人の高校生プロデューサーたち。親の国外追放、投獄、薬物やアルコール中毒などにより、家族から遠く離れて育たなければならなかった若者たちが、それらの事件が与えた心理的なインパクトについて、自分の家族への想いについてフランクに語った。   [Read more...]

『夢』 ドラマ、日本、3分、2015。制作者:青嶺高校映像研究会(山口県) 高校の放課後の教室で男子生徒が一人、進路用紙を前に座っている。筆が進まない彼がうとうとするうち現れたのは、かつて夢見ていた進路に進んだ大人になった自分の姿 。 アジア国際子ども映画祭文部科学大臣賞。 [2枚目の写真] アジア国際子ども映画祭授賞式で。 [Read more...]

ありがとう

『ありがとう』 ドラマ、ラオス、3分、2015。制作者:パカイペット・シッパサイ/シリパンニャー・シタヴォン/スティダー・カティニャサック。 ふとしたきっかけで,他人の笑顔を願う心が自分の幸せにも繋がるということに気づく、一人の若者の成長を描いた作品。登場人物の表情の移り変わりが印象的。主人公のモノローグと実際の会話との使い分けがうまく,自然と若者の気持ちに寄り添いながら観ることができる。ラストシーンで,心からの笑顔を見せる若者の姿に,エールを送りたくなる作品。アジア国際子ども映画祭外務大臣賞。 [2枚目の写真] 2015年アジア国際子ども映画祭表彰式で。 [Read more...]

本少女と引き出し少女

『本少女と引き出し少女』 2Dアニメーション、アメリカ、3.5分、2010. 監督:ジェーン・ウー(制作当時大学生)。 二人の仲良しの女の子が、心を痛め、ページが破れた後に仲直りし、大切な友情を取り戻します。 アーティスト:ジェーン・ウー

幸せの選択

『幸せの選択』 実験映画、日本、3分、2015。制作者:久里浜少年院(神奈川県) 不良として生きてきた主人公が、ドラッグを使用したことによって生死をさまようう。両親に助けられ愛を感じることで、何かが違うと思いはじめた主人公は、 感謝」と「 拒絶」の狭間で揺れる。周囲が手を差しのべても簡単には幸せに続く道を選べない姿を描くことで、少年たちの持つ問題の根深さを表現した。アジア国際子ども映画祭法務大臣賞受賞作品。   [2枚目の写真] 2015年アジア国際子ども映画祭授賞式で。当日は、代理の方が少年院で生活する少年たちのために賞状を受け取られました。 [Read more...]

1兆ドルあったなら

ミュージックビデオ、アメリカ、3分、2014。制作: Jaquan Harris, Denzell Huggins, AJ Sumliman, William Herasme, Angela Rowe, Shaquille Matthew, Jamie Collado (ニューヨークの7人の高校生). ニューヨーク市のアーバンアーツパートナーシップという団体のミュージックビデオ教室で学ぶ高校生たちが、『1兆ドルあったなら』 映画祭出品おために作ったクールなMV。1兆ドルは、アメリカ政府が軍事費に毎年費やす金額。その政策に疑問を持つ高校生たちが、社会をよりよくするために自分たちの考えを歌にした。 [Read more...]

『国境蒸発』(仮題、原題:Evaporating Borders 日本初公開スニーク・プリビュー!) 

『国境蒸発』(仮題、原題:Evaporating Borders 日本初公開スニーク・プリビュー!) 監督: イヴァ・ラディヴォイヤヴィッチ キプロス共和国/USA、73分、2014、カラー、エッセイ・ドキュメンタリー セルビアで生まれたイヴァは、ユーゴ紛争とNATO空爆を逃れて家族で移り住んだキプロス島で十代の多感な時代を過ごした。クリスチャンのギリシャ系住民とイスラム教のトルコ系住民の対立で70年代以降島が南北に分断統治されているキプロスでは、現在トルコが占領する北部に中東やアフリカ、アジアからの主にイスラム系移民/難民が大量になだれ込み、緊迫状態が続いている。今はニューヨークに暮らすイヴァは育った島を訪れ、私的視点から、キプロスの今をカメラで収めた。 [Read more...]

短編:『天使モドキ』監督:中村智道(日本 2014)

『天使モドキ』監督:中村智道、日本、2014、13分、アニメーション。 (この短編は『ジュン・ブライド:ヤクザの購い』とカップリング上映) 「ある女が、何気ない日常に変化を欲していた。日常を変えるべく、ペットとして鳥を飼っているのだが、彼女はその鳥との間に生まれる子供の夢を抱くようになる。人間と鳥の間に生まれる子供は、「天使モドキ」と言われ、それは天使のような姿をしているのだが・・・
視線、そして、ある人が置かれた状況は時として個とは何かをその人自身に問いかける。その中で自己を見つめ、時として自己を否定し、変化し、そして時として諦める。」ーイメージフォーラム映画祭より [Read more...]

短編:『イスラム記号論』監督:フォウジア・ナジェール(アメリカ 2014)

『イスラム記号論』監督:フォウジア・ナジェール、アメリカ、2014、7分、実験映画。 (この短編は『鳥はどこを飛ぶ』とカップリングで上映) マーサ・ロスラーの『 キッチンの記号論 』(1975、台所用品の使い方の実演を通して主婦のうっぷんをユーモラスに表現したフェミニスト実験映画)にヒントを得、パキスタン系アメリカ人監督が、身の回りのものをアラビア語で呼ぶそのシンプルなパフォーマンスで、西洋メディアが描くイスラムのイメージに疑問提起。日本初公開。 Director Bio: Fouzia Najar is a Kashmiri-American filmmaker from Buffalo, NY. She earned an MFA in Integrated Media Arts from Hunter College, and before that, studied [Read more...]

短編:『パラダイス』 監督:ナダヴ・クルツ(アメリカ 2012)ドキュメンタリー

『パラダイス』 監督:ナダヴ・クルツ、アメリカ、2012、10分、ドキュメンタリー。 (この短編は『国境蒸発(仮題)』の回に上映します) 風の街シカゴで、朝早くから体を張って高層ビルの窓を拭く男達、彼らは一体誰なのか。トライベッカ、シカゴ、シアトル、シネ・ラス・アメリカス(ペルー)、ビルバオ、メルボルンの各映画祭で最優秀短編賞受賞。サンダンス映画祭・シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭公式招待作品。日本初公開。 作品提供協力:ニューヨーク・ヴィルチェック財団 ”New Armerican Filmmakers program” Director Bio: Nadav Kurtz is a filmmaker who has won awards at such festivals as the Tribeca Film Festival, Silverdocs, [Read more...]