日本短編特集 プログラム[2]

上映日時: 8/11 (木) 3:30pm (室内)、8/14 (日) 10:00pm (屋外&室内)、オンライン UPAF (9/3-9/11, ワールドワイド) リスケ 監督:鈴江 誉志(すずえ たかゆき)、撮影:近藤 実佐輝(コンドウミサキ)、録音:名倉 健郎(なぐら たけお)、スチル:Nobu Tanaka (タナカ ノブ)、音楽:コニシ ユカ、出演:野島 健矢(のじま けんや)、野川 大地(のがわ だいち)、志々目 知穂(ししめ ちほ、ハナ役)、山田 [Read more...]

れいわ一揆

  信じられないかもしれませんが、この映画、かなり笑えて、泣けるんです! 『ゆきゆきて、神軍』の原一男の新作を、9/11の全国ロードショーに先駆け、スニークプリビュー上映配信!監督とのQ&Aも!(日本語オンリー)。2019年、日本、248分、ドキュメンタリー、カラー、日本語(英語字幕付き) 監督:原一男 配給:風狂映画舎ロッテルダム国際映画祭The Tyger Burns部門、ニューヨーク近代美術館(MoMA)Doc Fortnight 2020、東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門特別上映 [Read more...]

第1回 UPAF日本短編特集

UPAF初の日本短編特集公募に、72作品ものご応募をいただきました。ありがとうございます。たくさんの方が映画を自主制作されていることを知り、元気をいただきました。その中から5作品を選び、輝かしい第一回宇野港芸術映画座日本短編特集として上映します。全世界配信のため、英語キャプション字幕付きの配信上映です。 [Read more...]

白い太陽

父親の死の知らせを受け、チャンドラは10年ぶりに故郷の山村に帰ってきた。1996年から10年間続きネパールを王政廃止へと導いた内戦の中で、チャンドラは毛沢東主義派のゲリラ戦士だった。村の少女プージャは、自分の父と思っていたチャンドラの帰省を待ち焦がれていたが、彼にくっついてきた少年バドリがチャンドラの息子らしいと聞き、心を痛める。チャンドラは、内戦中は敵だった弟のスラジと顔を合わせねばならない。父を荼毘にふすため山を降りる道すがら、棺桶を運ぶ兄弟が口論となり、怒ったスラジは棺桶を置いて去ってしまう。老人ばかりの村には棺桶を運べる男がいない。気温は高い。ヒマラヤ山中の小さな村の小さな家族を舞台に、ネパールの歴史が刻まれる美しい作品。 [Read more...]

TEEN UPAF

ニューヨークの10代の若者たちがコロナ禍中に作った力強いビデオ4作品を、UPAFが日本語キャプション字幕を付けてストリーム配信します。全作品、言語は英語(一部スペイン語)。入場は無料!Vimeo でも YouTube でも、お好きな方でどうぞ。作品と高校生制作者の情報は下へ。 配信期間: 10月2日 0:00 − 10月4日 24:00(金土日) の3日間のみ(鑑賞無料) on Vimeo: https://vimeo.com/462866100 on Youtube: https://www.youtube.com/watch?v=SCJPAXoWz48 気に入ったら、ここから観客賞に投票しよう! 関連ライブイベント: 10月4日(日)11AM~ [Read more...]

メル・バックス追悼

メル・バッグスさんは、アメリカの障がい者コミュニティではよく知られる自閉症ブロガーでアーティストです。私は2年前に、生徒が期末レポートとして書いたこの記事(英語)でメルさんの存在を知り、同時に代表作の ”In My Language” (邦題:私の言葉で)の力強さに圧倒されました。

島の兵隊

ミクロネシアは第1次大戦前はドイツ領で、その後勝戦国だった日本の手に渡り、日本人が多く移住した。しかし、第2次大戦では日米の戦場となり、後に日本からアメリカの手に渡った。そして、1982年にようやく独立国となるが、その時締結された自由連合盟約というアメリカとの防衛協定のためにミクロネシア人がアメリカ軍に従事でき、入隊率がアメリカ自国のそれをはるかに上回ることを知る人は世界にも多くない。監督のネイサンはアメリカ人であるが、10年以上前にピースボートのボランティアとしてコスラエ島に行っている時にその事実を知り、衝撃を受け、言語を学び数年そこに住み、以来ずっとコスラエ島とその住人たちを撮り続けた。 [Read more...]

恋とボルバキア

セルフドキュメンタリー『アヒルの子』(UPAF2011で上映)で衝撃デビューした小野さやか監督(かの原一男監督の愛弟子)が、インターセックス、トランスジェンダー、レズビアン、女装者として日本で生き、恋する8人のセクシャルマイノリティたちの日常とそれぞれの思いを、センシティブな距離感を持って丁寧に優しく取材したドキュメンタリー作品。曖昧で混沌とした性や恋、人によってさまざまな夢、幸せのかたち、生きづらさなどを描き出しながら、「他者」に寄り添いつつ、オンナとして日本で生きることを問う。タイトルの「ボルバキア」は宿主を性転換させる共生バクテリアの一種。プロデュースは佐村河内守を追った森達也監督の「FAKE」、坂本龍一を追った「Ryuichi Sakamoto: CODA」などを手がけた橋本佳子。 [Read more...]

ロングバケーション in BK

大陸を超えて自己と属する場所を探し続ける台湾人パンクロック女性映像作家の映像日記。日本の敗戦後、蒋介石と国民軍がやってきて台湾の資源と文化を奪った史実をもう一つの植民と捉え、台湾の政治、戒厳令、独立、先住民運動などに思いを馳せる。渦巻く音と映像とテクストに見え隠れするのは、自分が育った「幽霊島」台湾の歴史への思いと中国人の友人たちとの微妙な確執、国民軍の高位軍人を祖父に持つ自らのアイデンティティ、罪悪感、そして孤独...。 監督:ドール・チャオ。2018年、26分、HDカラー(素材は8ミリ16ミリビデオなど)、台湾/アメリカ。実験映画。音声:北京語&英語、字幕:英語&北京語&日本語、日本初上映。 [Read more...]